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山梨県立博物館
かいじあむティーチャーズクラブ
メールマガジン 第42号 2009.2.13.
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■も く じ■
1【クラブ事務局からのお知らせ】
・第2回研究会を開催しました
・実践事例のご提供のお願い
2【近頃のかいじあむ】
3【イベント等の案内】
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1【クラブ事務局からのお知らせ】
■第2回研究会を開催しました■
昨日(2月12日)第2回研究会を開催しました。ご参加いただいた先生方は9名でした。研究会では,春日居小学校の天野先生,山梨高校の早川先生,都留高校の鮎澤先生の3名の先生方よりご用意いただいた実践事例に基づき発表をいただきました。また別の会議等でご出席いただけませんでしたが,石田小学校の河西先生,伊勢小学校の数野先生より実践事例の資料をご提供いただき,紹介させていただきました。ここで私がそれぞれの先生方の実践事例を拙く紹介してしまうのもどうかと思いますので,これから郵送させていただく資料をぜひご覧いただきたいと思います。
個人的な感想として,先生方の実践すべてに共通して言えるのが「どんな学習をさせたいか」「どんな力を身に付けてほしいか」といった意図が明確であり,そこに近づかせるために系統的な取り組みがされているということでした。天野先生の小学3年生にも博物館を楽しませ,学習させる工夫や,早川先生の生徒に多様な視点を持たせる工夫,鮎澤先生の生徒自ら課題を設定させ行動させる工夫など,中学校の教員の私にとっても考えさせられる,また勉強になった取り組みでした。資料をご提供いただいた河西先生,数野先生は,それぞれ貸出教材や出前授業といった博物館の外での博物館活用の実践をご報告いただきました。長期的また段階的計画の一場面にこういった形で利用いただけることは,とてもうれしいです。
ご出席いただいた先生方からも様々なご意見をうかがうことができ,また総合教育センターの深沢研修主事よりご講評をいただくなかで,我々博物館に勤務するものにとって多くのご示唆をいただくことができました。
年度末のお忙しい中様々な準備や資料提供,お時間を割いてご出席いただいた先生方,どうもありがとうございました。
■実践事例のご提供のお願い■
今年度のまとめを県内の学校,先生方に還元していくため,先生方より実践事例を募集したいと思います。博物館に少しでも関わるような授業をした先生はぜひご協力下さい。作成については研究会資料とともに郵送させていただきますので,ご確認ください。フォーマットをこちらのメールに添付しますが,フォーマットに縛られることなく,報告しやすい形にしてご提出いただいて結構です。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
2【近頃のかいじあむ】
前号でもご案内したとおり,現在企画展「甲斐の国のたからもの」を開催しています。明日15日には仏教の年中行事「涅槃会(ねはんえ)」を向嶽寺さんの「仏涅槃図」前(展示室内)で行います。釈迦の入滅の日に勤修される、釈迦の追悼のための法要です。普段なかなか目にする機会もない行事だと思います。お時間がありましたらぜひいらっしゃってください。またお庭ではフクジュソウやマンサクなども咲き始め,春が日一日と近づいていることが実感できるようになってきました。お弁当でも持って,広いお庭でのんびり過ごす休日もよいのではないでしょうか。
3【イベント等の案内】
- 前号のメールマガジン,または下記の当館ホームページでご確認ください。
http://www.museum.pref.yamanashi.jp/
【編集後記】
今号のメールマガジンは望月が担当しました。
ティーチャーズクラブがスタートして以来,中学校の先生方の会員は少ない傾向にあります。中学校教員の私にとっても悩みどころではありますが,今回研究会をするにあたり中学校の事例も出した方がいいだろうということで,私が材料となるものを一つつくりました。ただつくっていく過程でどうも現実感がわかないんです。目の前に生徒がいない中で教材をつくることは,大して力のない私にとってとても難しいかったです。結局大したこともないものができあがりました。やはり実践してうまくいったとか,失敗したとかいうところから,よりよいものが生まれていくものだと痛感しました。研究会に出席いただいた学校に勤務されている先生方がうらやましくなりました。
■配信元:山梨県立博物館 企画交流課
(ティーチャーズクラブ担当)
〒406-0801 笛吹市御坂町成田1501-1
電話055−262−1278
ファックス 055−261−2632
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