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雪 山
博物館の外へ出たら、遠く秩父の山々が雪をかぶっていました。
カラスが飛んでいるのが写っていますが、その右ななめ上が金峰山です。
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クマシデ
まず目についたのが、この実。枝からいくつもぶらさがっています。クマシデの実ですが、「シデ」とは漢字で書くと「四手」あるいは「紙垂」で、しめ縄などにつるす紙のこと。枝から実がぶら下がった様子から命名されたようです。
さわってみると、1枚1枚の「レタスの葉」のようなものがパラパラと別れてしまい、そのつけ根にたねがあることがわかります。風に乗って飛ばされるタイプのたねです。
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ネコヤナギ
ネコヤナギの冬芽といえば全身に銀色の、いかにも暖かそうなコートを着ている・・・というイメージがありますが、さいしょは、このように赤いカバーがしっかりついています。
葉っぱにじっくりさわってもらいました。葉の表と裏では感触がまったく違うんですよ。
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どんぐり
大きな木の下に、たくさんのどんぐりが落ちていたので、それを拾い、絵本の検索ページを使って、なんという名前の木なのか調べてもらいました。
冬になっても葉を落とさないし(常緑樹)、「はかま」に横しまがあるし、葉の先端側半分にギザギザがあることから、シラカシであることがわかりました。
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落ち葉ゲーム
「1種類の落ち葉につき2枚ずつ、落ち葉を拾ってきてください。何種類の落ち葉がみつかるでしょうか?」
拾ってきた落ち葉を、みんなで種類わけしてみました。名前はわからなくともしっかり「分類」できるものです。
続いて神経衰弱ゲームをやろうと思っていましたが、風が強いので、やめました。
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鳥の仕事場
「鳥の仕事がよくわかる場所にお連れしましょう」と、行った場所がここ。うんちの大行進です。よく見ると、うんちのなかにたくさんの植物のたねが入っています。
これが鳥の仕事。自分では移動できない植物たちですが、こうやってたねを鳥に運んでもらうんですよね。 |
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秘密の場所
「最後に、とっておきの秘密の場所に行きましょう」 そこには、こんなものが落ちていました。上の写真の「灰色の物体」の左には、鳥の羽根の軸(羽軸といいます)が見えます。下の写真は小鳥のくしばしです。
「・・・ということは、ここでだれかが小鳥を食べたってこと???」
じつは館の建物のここの軒は、チョウゲンボウという鷹(たか)のお気に入りの場所で、飛来しているのを、よく見ています。
上の写真は、チョウゲンボウが出したペリット(食べたものの内、未消化分をまとめて、口から吐き出したもの)です。 |
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お ま け
「お庭の自然観察」終了後、みんなでオニグルミの冬芽を見に行きました。なごみ系・いやし系の「顔」でしょう!? |