白い実を捜せ4
ついに庭を一周してしまいました。みんなで拾った実(?)を出して、みんなで協力して数えたら(10ずつのかたまりをつくりました)352個もありました。
そして、最後にたねあかし。じつは、このたね(実ではなく、たねです)は、センダンという木のたねです。センダンは、博物館の隣の教育センターの敷地内に何本かありますが、今日歩いた館の庭にはありません。
・・・ということは・・・そうです、鳥たちによって運ばれたのです。ちょうど、センダンの木にムクドリたちが来て、目の前で、センダンの実を食べていました(というより、飲み込んでいました)。
鳥たちが運んでくれるたねがあることはよく知られていますが、たった1時間歩いた範囲内に300個を超えるたねが見つかったのですから、木に対する鳥たちの貢献度はものすごいですよね。
ひとつ、気がかりなことがあります。左の写真は去年の1月24日の写真ですが、センダンの実がたわわに実っています。でも、今年はお正月でもう丸裸状態。ということは、この冬は野山に鳥たちの食べ物が少ないということでしょうか?
それにしてもおもしろいですね。木のたねを一生懸命に集めていたら、鳥たちの生活が見えてきました。 |