伝記『若尾逸平』の挿絵は、中澤年章作「若尾逸平一代図屏風」の各シーンの構図とほぼ同様のものが大半を占めています。みなさんも、屏風に描かれたシーンと比較してみてください。
第3扇 第2扇 第1扇
《第3扇》
S 最晩年の書の稽古に励む姿(90歳代 明治末から大正初め)
『若尾逸平』巻頭口絵
R 若尾公園(愛宕町)に寿像完成(88歳:明治40年〈1907〉ごろ)
『若尾逸平』473頁「銅像除幕式」
Q 貴族院多額納税者議員就任(71歳:明治23年〈1890〉ごろ)
『若尾逸平』「逸斎翁逸事」
96頁「地租増徴演説」
P 明治天皇巡幸に際しての奉迎送(61歳:明治13年〈1880〉ごろ)
『若尾逸平』「逸斎翁逸事」23頁
「明治十三年翁鳳輦を迎へ奉りたる光景」
O 兄弟や手代への財産分与(57歳:明治9年〈1876〉ごろ)
『若尾逸平』427頁「お金分配」
N 大小切騒動での若尾邸焼き討ち(53歳:明治5年〈1872〉ごろ)
『若尾逸平』420頁「暴徒闖入」
M 戊辰戦争時の暴徒に威嚇射撃(49歳:慶応4年〈1868〉ごろ)
『若尾逸平』409頁「ゲベル銃」
《第2扇》
L 若尾機械を考案し製糸工場設立(43歳:文久2年〈1862〉ごろ)
『若尾逸平』385頁「若尾機械」
K 外国人との初貿易(40歳:安政6年〈1859〉ごろ)
『若尾逸平』350頁「初手合」
J 増利村某家での取引トラブル(36〜37歳:安政2〜3年〈1855〜6〉ごろ)
『若尾逸平』「逸斎翁逸事」92頁「度胸」
I 須原屋(緑橋付近)でのトラブル(36〜37歳:安政2〜3年〈1855〜6〉ごろ)
『若尾逸平』276頁「みどり橋際」
H はつ夫人が出迎える(38歳:安政4年〈1857〉ごろ)
『若尾逸平』302頁「お帰りなさい」
G 小仏峠で夕立に遭い商品を損なう(23歳:天保13年〈1842〉ごろ)
『若尾逸平』183頁「小佛の夕立」
F 繰綿相場の下落で無一文に(35歳:嘉永7年〈1854〉ごろ)
『若尾逸平』265頁「空風呂敷に空油単」
《第1扇》
E 両国屋喜兵衛と綿商売で再出発(34歳:嘉永6年〈1853〉ごろ)
『若尾逸平』257頁「草鞋半足」
D 義父母に養子の解消を告げる(34歳:嘉永6年〈1853〉ごろ)
『若尾逸平』246頁「お暇を頂きたい」
C 最初の妻の不義を知る(33歳:嘉永5年〈1852〉ごろ)
『若尾逸平』236頁「もうこの上は!」
B 桃売りから始めた行商生活(22歳:天保12年〈1841〉ごろ)
『若尾逸平』156頁「桃うり」
A 故郷を出て江戸に向かう(19歳:天保9年〈1838〉ごろ)
『若尾逸平』93頁
@ 継母を弔う灯籠をつくる逸平(14歳:天保4年〈1833〉ごろ)
『若尾逸平』55頁「逸平切籠燈籠を作る」
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