■研究情報
【 外部資金による研究 】
科学研究費 若手研究(B)
研究テーマ:木食行における作仏の宗教的意義に関する研究―木喰行道・白道の初期作例を通じて
研究代表者:近藤暁子(当館学芸員)
研究期間:平成25年4月〜平成27年3月(3年間)
研究概要:
甲斐出身の江戸時代後期の木食僧、行道とその弟子白道は、木食行を修しながら全国を廻国し、各地に仏像を彫り残したことで知られる、作仏聖です。彼らの活動から、木食行における作仏のもつ宗教的意義について考察することを目的とします。
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研究の経過
年月日 |
内容/実施場所 |
平成26年3月25日(火曜) |
資料(四国堂関連)等視察(東京都日本民藝館)
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平成26年9月24日(水曜)・25日(木曜) |
資料調査(青森県海傳寺)、資料見学等(青森県弘前大学、西福寺) |
平成26年12月12日(金曜)・13日(土曜) |
資料見学(滋賀MIHO MUSEUM「狛犬」展) |
平成27年6月17日(水曜) |
資料調査(東京都内) |
平成28年2月10日(水曜) |
資料見学(東京都日本民藝館「美の法門」展) |
平成28年3月2日(水曜)〜4日(金曜) |
資料見学(宮崎県宮崎市きよたけ歴史館、木喰五智館、西都市歴史民俗博物館) |
平成28年3月11日(金曜)〜14日(月曜) |
資料調査(北海道 正隆寺) |
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研究成果の発表 |
年月日 |
内容 |
平成27年2月 |
図録掲載報告「東北地方で初めて発見された木喰仏」(『微笑みに込められた祈り 円空・木喰展』図録、株式会社アートワン)
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平成27年2月 |
図書掲載論文「四国堂造立小考─木喰の造像活動における四国堂とその安置仏の意義─」(仏教美術論集第7巻『近世の宗教美術-領域の拡大と新たな価値観の模索-』竹林舎) |
平成27年3月28日(土曜)〜5月18日(月曜) |
企画展『微笑みに込められた祈り 円空・木喰展』にて本研究成果の一部を公表 |
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■問い合わせ
山梨県立博物館
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