山梨県立博物館では、毎年1回から2回民俗芸能の上演を行っています。今回は、甲府市小瀬町に伝承される国指定重要無形民俗文化財・天津司舞を上演していただけることになりました。中世の田楽踊りの姿を伝えているとされ、日本の中でも貴重な民俗芸能として知られています。
舞に用いられる人形は九体あり、それぞれササラ様、太鼓様、鼓様、笛様、鹿島様、姫様、鬼様と呼ばれており、御神体として大切に守り伝えられてきました。人形と氏子たちが行列をなしてゆっくりと御成りをする様や、人形たちが舞うおっとりとした優雅な所作は神秘的でもあり、見る者をはるかな時代へといざないます。
◆日時:平成25年11月17日(日曜) 午後1時30分から ※終了しました。
◆場所:山梨県立博物館外庭
◆申込不要、参加無料
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