山梨県立博物館 かいじあむ
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>展示案内>やまなしの道祖神祭り展

展示案内
写真
■やまなしの道祖神祭り
  山梨県内では、道祖神祭りが盛んに行われています。小正月には、多くの道祖神場にオヤマやオコヤなどと呼ばれる大型の飾り物がつくられ、新春の村々を彩ります。また、江戸時代の甲府城下では、長大な飾り幕が道祖神祭りに華を添えました。五穀豊穣や子孫繁栄、無病息災など人々の様々な祈りを受けて、祭りは今なお生き続けています。
 現在の道祖神信仰の源流については、今なお研究が続けられているところです。古代の韓国や日本の都城では道にかかわる祭祀が行われていますが、これらは道祖神信仰の源流のひとつとも考えられます。さらに、山梨県内に多く見られる丸石道祖神は、扇面古写経や信貴山縁起絵巻などに描かれた丸石神と関わりがある可能性があります。
 本展では、歌川広重筆の「幕絵」や様々な飾りものを中心とした展示により、地域の道祖神祭りの伝統や意味などを紹介し、祝祭の華やかな雰囲気を演出すると同時に、歴史資料や絵画資料を通じて、道祖神信仰の歴史的な展開を考えます。
どうぞ、道祖神の深く、豊かで、謎多き世界をお楽しみください。
■期間
平成17年10月15日(土)〜12月11日(日) ※終了しました。
常設展示の観覧料でご覧いただけます。
■イベントカレンダー  ※すべて終了しました。
11月12日(土) ◆ギャラリートーク 
11月13日(日) ◆講演会
   「道祖神の世界」
   講師 倉石忠彦國學院大学教授、民俗学,
   平川南 当館館長、古代史学
   場所 山梨総合教育センター
   時間 午後1時から午後4時30分
◆民俗芸能実演 「山田の神楽獅子」
   午前11時30分より 博物館エントランスにて
   午後2時50分より 山梨県総合教育センターにて
11月20日(日) ◆民俗芸能実演 「一之瀬高橋の春駒」(復活上演)
   午前11時30分より 博物館エントランスにて
   午後2時より 博物館エントランスにて
11月27日(日) ◆民俗芸能実演 「黒平の能三番」
   午前11時30分より 博物館エントランスにて
   午後2時よ 博物館エントランスにて
12月3日(土) ◆講座
   「山梨の道祖神祭り」
   講師 堀内真(富士吉田市歴史民俗博物館学芸員)
12月11日(日) どんどんやき(わいわいミュージアム)
   場所 博物館中庭
   時間 午後5時ころより
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