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「やまなし研究広場」は、県内の皆さんの研究成果やコレクションを紹介する展示会です。今回は多数の応募のなかから、選りすぐった16件を展示しております。
「口承」・「時・和算」・「信仰」・「様々な研究」・「様々なコレクション」の五つの分野から、山梨の新たな魅力が発見できます。
山梨県の多様な文化・歴史と共に、それらを研究・収集しようと、日々努力されている方々の活動成果をぜひご覧ください。 |
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■期間
平成23年2月11日(金曜)〜3月13日(日曜)
■時間
午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日
毎週火曜日
■観覧料
無料
■主催: 山梨県立博物館
■協力: 山梨県教育委員会義務教育課
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■展示構成と主な資料 |
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歴史は、文字に記録されたものだけではありません。語り継がれた個人の記憶、それも歴史の一部です。聞き取り調査を通じて確認された、「語られた歴史」をご紹介します。 |
出品者・団体 |
タイトル |
内容 |
松村雅子 |
八ヶ岳むかしはなし |
八ヶ岳に伝わる民話の収集と絵本の作成について。 |
山梨県立大学やまなし地域女性史「聞き書き」プロジェクト |
『「聞き書き」証言集 伝えたい 山梨の女性たち』―「女医」を中心に |
女性の職業に関わる聞き取り調査の成果から、「女医」に焦点をあてる。 |
山梨平和ミュージアム |
戦争体験の収集と継承 |
第2次世界大戦中における山梨県民の戦争体験について。 |
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我々が現在なじんでいる時制や数学は、近代以降西欧の文化を導入したものですが、江戸時代の日本においても数学研究が進んでいました。これが和算と呼ばれるものです。和算に関係する資料や、時計の変遷などについてご紹介します。 |
出品者・団体 |
タイトル |
内容 |
芦澤登 |
算木について |
和算で用いられた算木(計算などに用いる木の棒)についての調査。 |
藤原義久 |
現在の時刻制度のはじまり |
現在の時刻制度が採用された時期の記録の調査。 |
藤原義久 |
時計 |
江戸時代以降の時計の展示。 |
相川源治 |
そろばん |
江戸時代に用いられたそろばんの展示。 |
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◆ |
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山梨では、自然と人との関わり合いのなかで、様々な進行が生まれました。山梨県の信仰について調査した研究をご紹介します。 |
出品者・団体 |
タイトル |
内容 |
原田隆史・冨塚恵介 |
幕末の三ツ峠の信仰 |
県東部地域にある三ツ峠で確認された石造物の新資料についての報告。 |
藤巻勝 |
甲斐国三十三ヶ所霊場 |
近世における甲斐国三十三ヶ所寺院巡礼についての調査。 |
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◆ |
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山梨にまつわる様々な研究について、ご紹介します。 |
出品者・団体 |
タイトル |
内容 |
山梨水晶会議 |
県民の宝―『百瀬コレクション』 |
県民の財産百瀬コレクションの紹介―写真で見る百瀬康吉氏の偉業と現代に残る水晶研磨技術―。 |
河西崇 |
近世甲府における武家地の研究 |
近世における勤番士支配についての調査。 |
奥山昭 |
『中牧合戦録』について |
家に伝わった『中牧合戦録』についての調査。 |
樋口静 |
藤村記念館の模型製作 |
復元製作した藤村記念館について。 |
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◆ |
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バラエティーあふれるコレクションについてご紹介します。 |
出品者・団体 |
タイトル |
内容 |
三沢一也 |
絵はがき、観光案内チラシ・パンフレット |
近現代における県内の名所を撮影した絵葉書や観光案内チラシ・パンフレットの展示。 |
小林一也 |
ミニチュアカー |
昭和30年代以降に製造されたミニチュアカーの展示。 |
植松光宏 |
マッチラベル |
昭和20年代以降に製造された懐かしいマッチラベルの展示。 |
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■関連イベント情報 |
出品者による解説ツアー |
展示出品者による展示解説です。
■日時 平成23年2月13日(日曜)、2月27日(日曜)、3月13日(日曜)
いずれも午後2時から1時間程度
■場所 企画展示室
※各回で解説する出品者が異なります。
※申込不要
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水晶研磨の実演 |
当館にて水晶研磨の実演をおこないます。
■日時 平成23年3月6日(日曜)午後2時〜 2時間程度
■詳細についてしばらくお待ちください。 |
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第3回「ふるさと山梨」郷土学習コンクール受賞作品も展示中! |
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■「ふるさと山梨」郷土学習コンクール受賞作品 |
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企画展示室入口付近のロビーにて、第3回「ふるさと山梨」郷土学習コンクールの受賞作品を展示しております。本展とあわせて、児童・生徒たちの成果についてご観覧ください。 |
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