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インデックス>富士山>歌川広重 不二三十六景

富士山


博物館資料のなかの『富士山』

歌川広重 不二三十六景

25:武蔵野(むさしの)

武蔵野

武蔵野は、『万葉集』の「武蔵野はつきの入るべき山もなし草より出でて草にこそ入れ」を意匠化した「武蔵野図」として古くから描かれてきた。地平線まで続く寂寞とした草むらの中に、昇り始めた満月と富士が見えるというのが定型であるが、本図には月が見られない。闇に沈んだ草原に色はなく、シルエットとなった秋草と雁の群れが墨で表され、もの悲しい冷涼な秋の風情を醸し出している。

※武蔵野(東京都、埼玉県)
…武蔵野は、江戸の西方、荒川・入間川の南(右岸)、多摩川の北(左岸)に広がる台地を指す。火山灰である関東ローム層に覆われ、原野が広がっていたが、江戸時代に新田開発が盛んに行われた。

 

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