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富士山
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歌川広重 冨士三十六景
博物館資料のなかの『富士山』
歌川広重 冨士三十六景
7:東都墨田堤(とうとすみだづつみ)
広重
「不二三十六景 東都墨田堤」
と同じ場所を縦長の画面に趣向を変えて構成した作品。日が落ちて、富士も浅草寺も影となっている。船着き場から上がってきた二人の女性は、木瓜(もっこ)紋の揃いの着物から常盤津節の芸者衆である。これから向島のお座敷へと向かうところであろうか。堤の両側に植えられた桜の間を言葉を交わしながら歩いていく。
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