若尾逸平像は、明治40年(1907)に逸平が米寿を迎えた記念として、甲府市愛宕町長禅寺そばと、在家塚村(現在の南アルプス市)隆巌院に建てられました。
伝記『若尾逸平』によれば、有志者五百名余により製作は写真小川一眞、原型河村嘉祥、鋳造漆原新七によるとされています。
オリジナルの若尾逸平像は戦時中の金属供出のために現存せず、甲府の像の所在地も現在は山梨英和学院の敷地となっています。当時の面影を残すものはありませんが、台座に刻まれた銘文については伝記『若尾逸平』に全文が記載されています。また、在家塚の像は戦後有志によって復元され、現在でもその雄姿をみることができます。
台座の銘文について
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隆巌院の若尾逸平像
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