山梨県立博物館 かいじあむ
博物館収蔵の資料をデータベースから検索 収蔵資料案内
 
topに戻る
 
かいじあむとは
活動紹介
利用案内
施設案内
展示案内
交通案内
イベント案内
富士山
お楽しみ資料
キッズミュージアム
教職員の方へ
グループ・団体の皆様へ
 

インデックス>展示案内>シンボル展とは?>さわれる冨嶽三十六景

展示案内
さわれる冨嶽三十六景

特殊な技術を用いることによって、浮世絵の線描を立体的にあらわし制作された「さわれる冨嶽三十六景」。葛飾北斎の傑作にして、世界で最も著名な富士図のひとつであるこの作品を、目で見るだけではなく、手でさわって鑑賞することができるようになりました。今回は、「さわれる冨嶽三十六景」と、浮世絵版画の「冨嶽三十六景」のどちらも展示いたします。両者を比較しながら、どうぞ北斎の大作を“見て”“さわって”お楽しみください。

概要    主な展示資料     関連イベント   刊行物
   

■期間
 平成27年2月7日(土曜)〜3月9日(月曜)

■時間

 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

■主催
 山梨県立博物館

■観覧料
 常設展観覧料でご観覧になれます。

■常設展観覧料
 
通常料金
団体割引料金(20名以上)
宿泊者割引
一般
510円
420円
大学生
210円
170円

  ※次の方は観覧料が免除となります。
  ・65歳以上の方
  ・小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の児童・生徒
  ・障害者基本法第2条に規定する障害者の方、及びその介護をされる方
  ※宿泊者割引は、県内のホテルや旅館等に当日か前日に宿泊される方を対象とした
割引料金です。
  ※無料、 割引料金の対象となる方はそれぞれ証明できるものをご提示ください。
  定期観覧券(年間パスポート)もどうぞご利用ください。

■さわれる冨嶽三十六景て何?
山梨県立博物館が画像データを提供し、常磐大学コミュニティ振興学部教授、中村正之氏を中心とした研究チーム、「TEAM MASA」により制作された「触覚型資料」です。視覚に障がいをおもちの方だけでなく、お子様からお年寄りの方まで、誰もが指でなぞって目で見て楽しく鑑賞いただけるように工夫されています。

中村先生

中村正之氏
(常磐大学コミュニティ振興学部教授)

■技術協力 TEAM MASA
TEAM MASA(チーム・マサ)は、常磐大学コミュニティ振興学部教授中村正之氏を中心に、同学部の学生及び卒業生約20名により結成されました。「さわって楽しむ展示資料をすべての人に普及すること」を共通テーマとし、「さわれる冨嶽三十六景」をはじめとして、視覚に障がいをもつ方も晴眼者も、一緒にさわって鑑賞できるミュージアム資料の研究開発を行っています。すべての人の幸せを願い、ユニバーサル・ミュージアムの実現に向けて、不可能と思われてきたことにもチャレンジを惜しまない、活動的な研究チームです。

TEAM MASAの写真

常磐大学コミュニティ振興学部TEAM MASA一同

■「さわれる冨嶽三十六景」ができるまで
「さわれる冨嶽三十六景」は、山梨県立博物館が画像データを提供し、社会福祉法人日本ライトハウス情報文化センターから助言を受けながら、2013年にTEAM MASAが制作した「触覚型資料」です。元の作品を白黒化し、スウェルペーパー(熱膨張紙)と呼ばれる特殊な用紙に印刷して、線描を立体的に表現しています。画面を分割し、重要度合順に提示する方法(構成要素分割表現法)を取り入れることによって、情報量の多い作品でも、鑑賞しやすくしているのです。

4分割の写真

構成要素分割表現法で4分割されたさわれる冨嶽三十六景

■主な展示資料
「冨嶽三十六景 甲州三坂水面」
(当館蔵)
冨嶽三十六景 甲州三坂水面
「さわれる冨嶽三十六景 甲州三坂水面」 
(当館蔵)
さわれる冨嶽三十六景 甲州三坂水面
「冨嶽三十六景 遠江山中」
(当館蔵)
冨嶽三十六景 遠江山中
「さわれる冨嶽三十六景 遠江山中」
(当館蔵)
さわれる冨嶽三十六景 遠江山中

浮世絵版画の「冨嶽三十六景」と、触覚型資料の「さわれる冨嶽三十六景」、どちらも展示いたします。ぜひ両者を比べてお楽しみください!!           

※会期中一部展示替えをいたします。なお、浮世絵版画の「冨嶽三十六景」と触覚型資料の「さわれる冨嶽三十六景は、ともに全作品が展示されるわけではありません。

【展示替え予定作品】
 「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」(2月7日(土曜)から2月15日(日曜))、「冨嶽三十六景 山下白雨」(2月16日(月曜)から2月22日(日曜))、「冨嶽三十六景 甲州石班澤」(藍摺)(2月23日(月曜)から3月1日(日曜))、「冨嶽三十六景 凱風快晴」(3月2日(月曜)から3月9日(月曜))

■関連イベント

スペシャルギャラリー・トーク
「さわれる冨嶽三十六景            制作裏話」

【お知らせ】
2月7日(土曜)のスペシャルギャラリー・トークは、諸事情により、TEAM MASAのギャラリー・トークに変更となりました。

「さわれる冨嶽三十六景」制作チーム(TEAM MASA)の代表である中村正之氏が、ギャラリー・トークを行います。
■講師
 中村正之氏(常磐大学コミュニティ振興学部教授)
 ※左欄の【お知らせ】をご覧ください。
■日時
 平成27年2月7日(土曜)、3月8日(日曜)
 午後2時から(所要時間30分程度)
■会場
 企画展示室
 ※事前の申し込みは不要です。
 ※常設展観覧券が必要です。

常磐大学TEAM MASAによる展示案内

とりわけ視覚に障がいをおもちの方を対象として、常磐大学の学生が展示案内を行います。
■日時
 平成27年2月7日(土曜)、28日(土曜)、3月1日(日曜) 、7日(土曜)、8日(日曜)
 午後1時から4時まで(所要時間30分程度)
■会場
 企画展示室
 ※事前の申し込みは不要です。その都度お申込  を承ります。
 ※常設展観覧券が必要です。

立体しおりを作ろう!

「さわれる冨嶽三十六景」を印刷している立体コピー機を用いて、自分だけのオリジナルしおりを作ってみよう!
■日時(終了しました)
 平成27年2月22日(日曜)、3月7日(土曜)
 午前10時30分から午後3時まで
 (所要時間1時間程度)
■場所
 当館ロビー
 ※ 参加無料です。
 ※ 事前の申し込みは不要です。

かいじあむ子ども工房
「立体浮世絵を作ろう」

子ども向けのイベントです。
■日時
 平成27年2月14日(土曜)(終了しました)
 午前10時30分から午後3時まで
 (所要時間1時間程度)
■場所
 当館ロビー
 ※ 対象は小学生以上です。
 ※ 参加無料です。
 ※ 事前の申し込みは不要です。

かいじあむ古文書講座
富士山に関する古文書を読む2

本展に関連する古文書を読む講座です。
■日時
 平成27年2月28日(土曜)(終了しました)
 午後1時30分から午後3時まで
■場所
 生涯学習室
■講師
 当館職員
 ※ お申し込みが必要です。
 県立博物館TEL.055-261-2631まで
 ※ 聴講無料です。

ギャラリートーク

担当学芸員が展示の見どころを解説します。
■日時
 平成27年2月8日(日曜)、15日(日曜)、3月1日(日曜)(終了しました)
 午後3時から30分程度
■場所
 シンボル展示室入口にお集まりください。
 ※ 事前の申し込みは不要です。
 ※ 常設展観覧券をお求め下さい。

 

■解説パンフレット 好評販売中!
冨嶽三十六景パンフレット シンボル展の開催にあわせて、「北斎の冨嶽三十六景」解説パンフレットをご用意しました。冨嶽三十六景全46作品の図版を掲載しております。ミュージアムショップで好評販売中です。

 「北斎の冨嶽三十六景」 解説パンフレット

A4版、8頁、平成27年2月、¥200
  ミュージアムショップで好評販売中です。

詳細情報
 

■ シンボル展関連図書コーナー
関連図書
資料閲覧室に、シンボル展の関連図書を紹介しております。展示の事前学習に復習に、ご自由に手にとってご覧ください。
 


戻る


サイトマップ リンク
ご意見・ご感想 このサイトについて 個人情報保護方針