■シンボル展
No.011
「米キタ」「アスヤル」
―明治四十年の大水害から百年―
調査日誌
北海道編
5.弁辺(べんべ)原野
現在の豊浦町新山梨(訪問日:平成19年7月30日)
1.新山梨入口
豊浦市街から道道702号線を北上すると、、新山梨川沿いの道とぶつかります。ここを左折して新山梨の集落の中心部に進みます。
2.新山梨開拓碑
新山梨小学校・新山梨神社の近くに立てられている碑は、新山梨の開拓50年周年記念碑です。 昭和34年(1959)9月に建てられました。
3.新山梨小学校
明治43年(1910)、新山梨特別教授場として設置されたのがはじまりです。昭和34年9月に50周年式典を行っているので、上の記念碑もそれに合わせて建立されたのでしょう。この学校も、山梨小学校と同様に、今年の3月で閉校となりました。
なお、ここでは、訪問中に偶然「新山梨小出身で、祖父は山梨から来た」という三枝さんにお会いしました。久しぶりに母校を訪れたとのことです。お話を伺ったところ、水害による移住者のご子孫であることがわかりました。
4.開拓十周年記念碑
新山梨小学校の敷地内には、新山梨集落の開拓10周年碑が建てられていました。大正7年(1918)に建立されたものです。
5.新山梨付近の現在の耕地
新山梨は全体的に山がちな地形ですが、そのなかに時おりこのような広い耕地を見ることができました。
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