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清和源氏の一族にして、平安時代の名将 源義光(新羅三郎)。その子孫は、常陸国(茨城県)から甲斐国(山梨県)に移り住み、甲府盆地一帯に本拠を築いて「甲斐源氏」と呼ばれました。彼らは源平合戦で活躍し、やがて鎌倉武士の名門として広く全国に展開しました。
甲斐源氏の末裔たちは、戦国武将 武田信玄をはじめとして、小笠原家・南部家ほか山梨内外で活躍し、日本の歴史にその名を刻むことになります。
本展では、国宝・重要文化財を含む約100点の名品をとおして、甲斐源氏のルーツをたどり、小笠原流礼法など、今もなお全国各地で受け継がれている彼らの伝統を紹介します。 |
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特別展「甲斐源氏―列島を駆ける武士団―」へご来場頂いた方の数が1万人を超えました。 |
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■期間
平成22年10月9日(土曜)〜12月6日(月曜) ※終了しました。
■時間
午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日
毎週火曜日
但し11月23日(火曜)は祝日のため開館し、翌24日(水曜)を休館とします。
■観覧料
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通常料金 |
団体割引料金(20名以上)、
宿泊者割引 |
常設・企画展
共通券 |
一般 |
1,000円 |
840円 |
1,240円 |
高校・大学生 |
500円 |
420円 |
580円 |
小・中学生 |
260円 |
210円 |
290円 |
※次の方は特別展の観覧料が 免除となります。
・山梨県内ご在住の65歳以上の方
・土曜日における小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の児童・生徒
・障害者手帳をお持ちの方
※宿泊者割引は、県内のホテルや旅館等に当日か前日に宿泊される方を対象とした割引料金です。
※無料、 割引料金の対象となる方はそれぞれ証明できるものをご提示ください。
※ 定期観覧券(年間パスポート)もどうぞご利用ください。
※県民の日(11月20日)は、無料でご観覧いただけます。
■主催: 山梨県立博物館、NHK甲府放送局、(財)自治総合センター
※この企画展は宝くじの普及広報事業費により実施しています。
■後援:朝日新聞甲府総局、エフエム甲府、エフエム富士、産経新聞甲府支局、テレビ朝日甲府支局、テレビ山梨、日本ネットワークサービス、毎日新聞甲府支局、山梨新報社、山梨中央銀行、山梨日日新聞社・山梨放送、読売新聞甲府支局
■協力: (社)やまなし観光推進機構、山梨県中小企業団体中央会
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■展示構成と主な資料
※会期中、展示替えをおこないます。
展示替えの予定やすべての資料については、展示資料目録をご覧ください。
一部の資料の精細な画像をご覧いただけます。精細画像で見る資料コーナーをご覧ください。 |
1 清和源氏の名将 新羅三郎義光 (展示リスト)
甲斐源氏の祖として、山梨でも伝承が伝わっている源義光とは、どのような人物だったのか?義光をとおして、平安時代に誕生した武士の姿を探ります。 |
後三年合戦絵巻
(重文、東京国立博物館蔵)
平安時代に東北地方で起こった後三年合戦における、源義光の活躍が描かれています。
(展示期間:10月9日〜10月29日)
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小桜韋威鎧 兜・大袖付(楯無鎧)復元品
(当館蔵、実物は国宝、菅田天神社蔵)
源義光が着用し、子孫である甲斐源氏・武田家に受け継がれたと伝わる大鎧です。
(展示期間:10月9日〜12月6日)
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2 甲斐源氏の光と陰 (展示リスト)
義光の息子義清と孫清光が常陸国から甲斐国に移った後、その子孫である武田信義・加賀美遠光・安田義定たちが源平合戦において活躍し、名門武士団「甲斐源氏」が誕生しました。甲斐源氏が成長していく様子を紹介します。
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源平合戦図屏風
(当館蔵) 精細画像はこちら
甲斐源氏の一族も活躍した、一ノ谷合戦の様子を描いた屏風です。
(展示期間:10月9日〜11月8日)
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曽我物語図屏風
(当館蔵) 精細画像はこちら
源頼朝による富士野の巻狩と曽我兄弟を仇討の様子を描いた屏風。巻狩には甲斐源氏の一族も参加しました。
(展示期間:11月10日〜12月6日) |
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3 甲斐源氏の信仰 (展示リスト)
甲斐源氏の一族が、仏像の造立など京都で育まれた最先端の文化を甲斐国にもたらした鎌倉新仏教に帰依した様子を紹介します。
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阿弥陀如来及両脇侍像
(重文、韮崎市 願成寺蔵)
源平合戦で活躍した武田信義ゆかりの御仏です。
(展示期間:10月9日〜12月6日)
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不動明王坐像
(重文、身延町 大聖寺蔵)
加賀美遠光が、高倉天皇から下賜されたと伝わる御仏です。
(展示期間:10月9日〜12月6日)
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毘沙門天立像
(甲州市指定文化財、放光寺蔵)
東海地方に進出した安田義定の姿を象ったと伝わる御仏です。
(展示期間:10月9日〜12月6日)
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4 全国に広がる甲斐源氏 (展示リスト)
蒙古襲来への対応や領地の経営などのため、鎌倉・室町時代をとおして甲斐源氏の一族が故郷を離れ、全国に広がっていった様子を紹介します。 |
白糸威褄取鎧 兜・大袖付
(国宝、青森県 櫛引八幡宮蔵)
南北朝時代、南部信光が後村上天皇から拝領し、政光の代に甲斐国から陸奥国(東北地方)へと持参したと伝わる大鎧です。
(展示期間:10月9日〜11月8日)
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一遍聖絵(国宝、神奈川県 清浄光寺蔵)
時宗の開祖一遍智真の業績を描いた絵巻。甲斐源氏の一族やゆかりの地が描かれています。
(展示期間:10月27日〜11月8日)
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5 甲斐源氏の記憶 (展示リスト)
武家の名門となった甲斐源氏の家風は、武家社会における由緒や儀礼の中心となりました。小笠原流礼法など、室町・江戸時代を経て現在まで受け継がれている甲斐源氏の文化を紹介します。
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赤地御紋散錦打毬装束
(岩手県指定文化財、盛岡市中央公民館蔵)
盛岡藩主南部家に伝わった騎馬打毬(日本に伝わったポロの一種)の装束です。
(展示期間:10月9日〜12月6日)
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小笠原流流鏑馬
(福岡県指定文化財、流鏑馬武徳会)
江戸時代に小笠原家が藩主となった小倉藩(福岡県)に相伝された小笠原流の流鏑馬です。その装束や道具を展示します。
(展示期間:10月9日〜12月6日)
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すべての展示品については、展示資料目録をご覧ください。 |
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■関連イベント情報 |
開館5周年記念講演会「甲斐源氏の世界」 |
礼法・歴史・美術の視点から甲斐源氏に迫ります。
■講師 小笠原 敬承斎 氏(小笠原流礼法宗家)、野口 実 氏(京都女子大学教授)、守屋 正彦 氏(筑波大学教授)
■主催 山梨県立博物館、山梨郷土研究会、武田氏研究会
■日時 平成22年10月30日(土曜) 午後1時〜5時 (終了しました。)
■場所 山梨県総合教育センター 大研修室(博物館となり)
※参加費、事前予約は必要ありません。
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かいじあむ講座「鎌倉武士の名門 甲斐源氏」 |
「甲斐源氏」とは、どんな武士団だったのか。彼ら「甲斐源氏」の足跡をとおして、武家の名門として活躍した原点に迫ります。
■日時 平成22年10月23日(土曜) 午前10時〜11時 (終了しました。)
■場所 生涯学習室
■講師 西川広平(当館学芸員)
※申込不要・参加費無料
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こども工房「甲斐源氏の大鎧をつくる」 |
ペーパークラフトでミニチュア鎧をつくります。
■日時 平成22年10月24日(日曜)、11月28日(土曜) 午前10時30分〜午後3時 (終了しました。)
■場所 体験学習室
※かいじあむこども工房のページへ
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体験!小笠原流礼法 |
小笠原流礼法を、実際に体験してみましょう。
■講師 吉澤 菱久 氏(小笠原流礼法宗家本部総師範)
■日時 平成22年11月7日(日曜) 午後1時30分〜3時 (終了しました。)
■場所 生涯学習室
※事前申込が必要です。
※先着60名となります。 |
ゆかりの地ツアー「甲斐源氏の足跡を追う」 |
山梨県内に残る甲斐源氏ゆかりの地をめぐります。
(1)「安田義定ゆかりの地バスツアー」 (終了しました。)
■日時 平成22年10月23日(土曜) 午前9時から午後6時
※甲府駅でバス乗車の方は午前9時までにご乗車ください。
※県立博物館へ現地集合される方は午前9時30分から受付をいたします。
※午前中は、午前10時から県立博物館でかいじあむ講座「鎌倉武士の名門 甲斐源氏」に参加します。
■行程
時間 |
行程 |
9時 |
ツアーバス、甲府駅出発(甲府駅からご乗車の場合) |
9時30分 |
山梨県立博物館受付開始(現地集合の場合) |
10時 |
かいじあむ講座「鎌倉武士の名門 甲斐源氏」を聴講 |
11時 |
「甲斐源氏」展を鑑賞 |
12時 |
昼食(甲斐源氏弁当) |
13時 |
ツアーバス出発 |
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窪八幡神社、「腹切り地蔵」、「安田義定廟所」、安田義定開山の普門寺、小田野城址(要害城址)、放光寺 |
18時 |
県立博物館到着 |
■参加費 3,000円(バス代+ガイドブック代+放光寺拝観料+甲斐源氏弁当代)
■募集人員 43名(最小催行人数 30名)
■申し込み
◇お申し込み専用ダイヤル 055-231-2230 (社団法人やまなし観光推進機構)
※ウェブからの申込みは、「いい旅やまなしナビ(外部サイトに移動します。)」からお願いします。
◇お申し込み締切日 平成22年10月20日(水曜) ※募集は終了しました。
◇お申し込み営業時間 9時〜17時
(2)「南部氏ゆかりの地バスツアー」
■日時 平成22年11月23日(火曜・祝日)午前9時から午後6時30分 (終了しました。)
■行程(予定・事情により一部変更の可能性もあります)
時間 |
行程 |
9時 |
ツアーバス、甲府駅出発(甲府駅からご乗車の場合) |
9時30分 |
山梨県立博物館受付開始(現地集合の場合) |
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「甲斐源氏」展を鑑賞 |
11時 |
山梨県立博物館を出発 |
12時 |
富士川クラフトパークで昼食(甲斐源氏弁当) |
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南部町内見学
〜南部橋西交差点手前でバス下車
・南部諏訪神社
・浄光寺南部一族の墓石群
・蒙軒学舎跡(現・南部中学校)
・妙浄寺南部家菩提寺
・新羅神社
・横山酒造
・南部氏館跡の空井戸 |
18時 |
山梨県立博物館(解散) |
18時30分 |
甲府駅南口バスターミナル(解散) |
■集合 山梨県立博物館
■参加費 3,000円
■申し込み
◇お申し込み専用ダイヤル 055-231-2230 (社団法人やまなし観光推進機構)
※ウェブからの申込みは、「いい旅やまなしナビ(外部サイトに移動します。)」からお願いします。
◇お申し込み締切日 平成22年11月19日(金曜) ※募集は終了しました。
◇お申し込み営業時間 午前9時から午後5時まで
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学芸員によるギャラリートーク |
担当学芸員が見どころをご案内します。
■日時 平成22年10月9日(土曜)、16日(土曜)、17日(日曜)、23日(土曜)、31日(日曜)、11月6日(土曜)、7日(日曜)、13日(土曜)、14日(日曜)、21日(日曜)、27日(土曜)、12月4日(土曜)、5日(日曜)
午後3時〜1時間程度 (10月23日のみ午前11時から実施します。)
(全日程を終了しました。)
※その他の開館日も、毎日当館スタッフによるガイドツアーを実施します。(午後3時から30分程度。)
※企画展の観覧券が必要です。
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連続大河紙芝居 「武田信玄 〜風の如く、火の如く」 |
紙芝居で武田信玄の生涯をご紹介します。
■日時・演題 (いずれも午前11時から30分程度)
・第1回 平成22年10月17日(日曜)
「誕生〜青年期―父と子」 (終了しました。)
・第2回 10月31日(日曜)
「家督相続―若き甲斐国主の日々」 (終了しました。)
・第3回 11月14日(日曜)
「川中島篇―vs謙信」 (終了しました。)
・11月20日に第1、2回分を、21日に第3回分を再上演します。 (終了しました。)
・11月28日に、第1回の特別バージョンを上演します。 (終了しました。)
■場所 館内特設会場
※申込不要
※詳しくは、 寺子屋ひろばのページをご覧ください。
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甲斐源氏物産会 |
甲斐源氏ゆかりの地から集合した名産品を販売します。
場所 ミュージアムショップ前
※開催日はお問い合わせください。 (終了しました。) |
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■甲斐源氏展展示図録は完売しました! |
「甲斐源氏〜列島を駆ける武士団〜」展示図録は完売いたしました。 |
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「甲斐源氏〜列島を駆ける武士団〜」 展示図録
¥2,000(売り切れ)
詳細情報
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■ 企画展関連図書コーナー |
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資料閲覧室に、企画展の関連図書を紹介しております。展示の事前学習に復習に、ご自由に手にとってご覧ください。 (終了しました。) |
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■ レストランで甲斐源氏展協賛メニューを提供しております。 |
博物館のレストランのキッチン ぶどう畑では、本展の開催にあわせて、限定メニュー「甲斐源氏御膳」や「桜肉丼ぶり」、をご用意しております。
くわしくは、こちらのリンク先をご覧ください。
(終了しました。)
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※この企画展は宝くじの普及広報事業費により実施しています。 |
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