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富士山
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歌川広重 冨士三十六景
博物館資料のなかの『富士山』
歌川広重 冨士三十六景
12:武蔵小金井(むさしこがねい)
「不二三十六景 武蔵小金井堤」
で登場した洞のある桜を、同様に前面に置いているが、玉川上水の流れはゆるやかにカーブを描いて手前から奥へと流れている。富士の姿を桜の洞からのぞき見るという趣向である。桜花の間の空には燕が飛び交っている。遠近感がかなり誇張され、非常に作りこまれた構図となっている。
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