■これまでのシンボル展
No.010 |
歌川広重の甲州日記
−幻のスケッチブック再発見!166年ぶりに甲斐の国に−
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![](images/kajikazawa.jpg)
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天保12年(1841)、歌川広重は甲府道祖神祭の幕絵を描くために、甲府に滞在しました。その時に広重が記録した「甲州日記」には、甲州旅行や作品制作の様子が生き生きと綴られています。広重と甲府町人の交流を伝える貴重な文献として名高い「甲州日記」ですが、その原本の前半は関東大震災で焼失し、後半の写生帳は国外に出て行方不明のままでした。3年前、その後半の「甲州日記写生帳」がアメリカで再発見されました。今回は、その写生帳が、描かれた甲斐の国に約160年ぶりに戻っての公開です。広重の見事なスケッチと当時の甲斐の風景をお楽しみください。 |
期間:平成19年6月26日(火)から7月29日(日) ※終了しました。
期間中の休館日:7月2日(月)、9日(月)、17日(火)、23日(月) |
展示替え(「甲州日記写生帳」のページ替えをします。) |
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1.甲州御嶽道 外道ヶ原
6月26日(火)―7月1日(日) |
![「甲州日記写生帳」のうち 甲州御嶽道 外道ヶ原](images/img_symbol/symbol010/gedogahara1.jpg) |
2.柏尾山大善寺
7月3日(火)―8日(日) |
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3.身延道中 鰍沢駅 不二川之図
7月10日(火)―16日(月)
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4.善光寺
7月18日(水)―22日(日) |
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5.甲州御嶽道 外道ヶ原 其二
7月24日(火)―29日(日) |
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広重が描いた甲府道祖神祭の幕絵も展示します!※終了しました。
常設展示室「江戸文化の往来」コーナーにて、5月29日(火)―7月29日(日)まで。お見逃しなく!
![甲府道祖神祭幕絵 東都名所 目黒不動之瀧](images/img_symbol/symbol010/makue_meguro.jpg)
「甲府道祖神祭幕絵 東都名所 目黒不動之瀧」(当館蔵 山梨県指定文化財)
長さ約10メートルの飾り幕 |
■関連イベント ※すべて終了しました。
かいじあむ講座
「歌川広重の甲州旅行」
日時:平成19年7月8日(日)午後1時30分から3時(申込不要)
講師:井澤英理子(当館学芸員)
ギャラリートーク
平成19年7月4日(水)、15日(日)、29日(日)
いずれも午後1時30分から(申込不要、観覧券が必要です。) |
■「歌川広重の甲州日記」展の内容を分かりやすく解説したパンフレットの販売について
こちらを御覧ください。 |
■「広重の甲州日記」現地調査
広重が描いた風景を辿る 御嶽道編
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