7 戦国からのメッセージ
『勝山記』に記された富士山麓の気候や、地震、洪水、雪代、凶作、戦争などの災害、農産物、経済活動などをとおして、戦国時代の郡内地方における自然と人、人と人との関わりについて紹介します。
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展示資料
資料名
時代
所有
指定
資料解説
徳川家郷中定書(池谷家資料)
天正17年
(1589)
山梨県立博物館
徳川家が向山郷(甲府市)の百姓に対して、年貢の納入や災害時の年貢免除、地頭代官の百姓使役制限、その他課役など、全7か条の規定が記されている。天正17年の徳川領国全域で行われた天正検地とともに定めらた。現存が確認できる4通のうち1通であり、また向山郷が上向山・下向山だけでなく中畑を含む広域なものであったことが本資料からわかる。
勝山記写本(赤岡重樹旧蔵資料)
大正8年
(1919)
山梨県立博物館
戦国時代の富士北麓地域の生活、経済、合戦、信仰、自然災害などの様子を記した「勝山記」の写本のひとつ。
筒粥神事の道具
昭和時代
山梨県立博物館
小室浅間神社で筒粥の占いをする際に使用するカイバシラ(粥柱)、カクハンボウ(撹拌棒)など。
令和6年度筒粥占標(小室浅間神社)
令和5年(2023)
山梨県立博物館
小室浅間神社(富士吉田市)で毎年小正月の夜に行われる筒粥神事の占標。富士山麓における作物の出来や富士参詣の道者の多少、1年の天候が占われる。
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