山梨県立博物館 かいじあむ
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かいじあむ おすすめの展示資料
 山梨県立博物館では、およそ2ヶ月に1度の頻度で常設展示室の展示替えを実施しています。資料によっては、保存管理上1ヶ月程度で展示替えするものもあります。現在展示中の資料のうち、 おすすめのものをこちらでご紹介しております。ぜひ、山梨の歴史を語る貴重な資料と会いにかいじあむへお越しください。
 
■ 今回のおすすめ資料

お正月は博物館で初詣

お正月にちなみ、「おめでたい」、「ありがたい」資料を取り揃えて展示します。年の初めは博物館で招福!
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【展示資料の紹介】
甲府道祖神祭幕絵 東都名所 目黒不動之瀧(部分)
こうふどうそじんさいまくえ とうとめいしょ めぐろふどうのたき
天保12年(1841)頃 当館蔵

初代歌川広重が、天保12(1841)年に甲府の緑町1丁目に招かれて制作した幕絵。10枚ほど描かれたうちの現存唯一。県指定文化財。

「江戸文化の往来」に展示中
甲府道祖神祭幕絵

木食白道作 恵比寿大黒天像
もくじきびゃくどうさく えびすだいこくてんぞう
江戸時代 18世紀 個人蔵(寄託)

一材より恵比寿大黒両像を彫りだしたもの。元来白道の生誕地、現甲州市塩山に伝わったもの。

「道がつなぐ出会いに展示中
恵比寿大黒天像

木食白道作 七福神図
もくじきびゃくどうさく しちふくじんず
江戸時代 18世紀 当館蔵

七福神を乗せた宝船を描いた木版の吉祥画。天明の飢饉(1783年)の際、白道が神仏に祈ったところ、七福神が現われたため、それを板に彫って人々に配ったの伝来をもつ。

「道がつなぐ出会いに展示中

七福神図

渡唐天神像 策彦周良賛
ととうてんじんぞう さくげんしゅうりょうさん
室町時代 16世紀 南松院蔵(寄託)

右手に持つ梅の枝は天神の象徴。「渡唐天神」とは、菅原道真が中国南宋時代の高僧、無準師範を訪れその教えを得たという伝説に基づく図像。着賛した策彦周良は弘治2年(1556)武田信玄の求めに応じて恵林寺の住職となった禅僧。県指定文化財。

「信仰の足跡」に展示中

渡唐天神像
 

テーマ
 今回の学芸員のおすすめ資料は、<お正月は博物館で初詣>です。
 お正月のお出かけはご家族揃って、かいじあむでお楽しみください。

展示期間
 平成23年12月21日(水曜)から平成24年2月20日(月曜)まで

展示場所
 常設展示室「江戸文化の往来」、「道がつなぐ出会い」、「信仰の足跡」ほか


 このほか、展示室には多くの資料が展示替えによってお目見えいたします。  新たな展示資料による新たな展示ストーリーをお楽しみください。

■ 終了したおすすめ資料

柳沢家支配のもと、甲府城とその城下町の整備が進み、「是ぞ甲府の花盛り」という評判が立つほどの繁栄がもたらされました。 様々な資料からかつての甲府の姿をご紹介します。
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【展示資料の紹介】
狩野派 老松叭哥鳥図
かのうは ろうしょうははちょうず
江戸前期 当館蔵

狩野派による叭々鳥図。中国の椋鳥科の鳥で、その名は羽を広げると白い模様が八の字に見えることに由来する。室町時代以降水墨がなどで多く描かれた。

「江戸文化の往来」に展示中

狩野派 耕作図屏風(部分)
かのうは こうさくずびょうぶ
江戸前期 当館蔵

中国画題の屏風。耕作図のうちの農家、西湖図のうちの蘇堤と見られるモチーフがあることから、もとは別々の屏風か襖絵を一隻の屏風に仕立て直したと考えられる。下張りの反故紙に柳沢や甲斐の地名などが書かれていたと伝えられ、柳沢ゆかりの屏風との説もある。

「江戸文化の往来」に展示中

浅野忠吉黒印状(今沢家資料)
あさのただよしこくいんじょう
文禄3年 (1594) 当館蔵

当時、甲斐国の領主だった浅野氏の家老を務めた浅野忠吉の出した文書。三輪明神(南アルプス市)に寄進することを証明した文書。

城下町の賑わいに展示中

武田信玄像
たけだしんげんぞう
江戸時代 当館蔵

白熊(はくま)の兜を被り、赤い法衣を着た武田信玄の画像。江戸時代に数多く描かれた信玄の姿。

「甲斐を駆ける武士たち」に展示中

 

テーマ
 今回の学芸員のおすすめ資料は、<柳沢文化と甲府>です。
 秋のお出かけは、かいじあむでお楽しみください。

展示期間
 平成23年10月19日(水曜)から12月19日(月曜)まで

展示場所
 常設展示室「江戸文化の往来」、「甲斐を駆ける武士たち」、「道がつなぐ出会い」ほか


 このほか、展示室には多くの資料が展示替えによってお目見えいたします。  新たな展示資料による新たな展示ストーリーをお楽しみください。

■ 終了したおすすめ資料

この甲斐国を、多くのひとびとが往来し、記録してきました。
様々な資料にみることができる甲斐国の姿や当時の文化をお楽しみください。
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【展示資料の紹介】
木喰作 千手観音菩薩像
もくじきさく せんじゅかんのんぼさつぞう
享和元年(寛政13年 1801) 個人蔵

胸前で合掌し、腹前に宝鉢を抱いた、千手観音菩薩像。木喰生誕地・丸畑(現南巨摩郡身延町)の「四国堂」に安置されていた。

道がつなぐ出会いに展示中
木喰作 不動明王像
もくじきさく ふどうみょうおうぞう
寛政元年(天明9年 1789) 当館蔵

一木造で、岩座に立つ不動明王像。背面墨書銘より、天明9年(寛政元年・1789)3月28日、木喰が九州宮崎に至った72歳の時の制作と知られる。

道がつなぐ出会いに展示中
猿橋模型
さるはしもけい
昭和59年 (1984) 当館蔵

昭和59年に架け替えられた名勝猿橋(大月市)の模型。実際の橋の設計を検証するため製作された。

道がつなぐ出会いに展示中

 

源平合戦図屏風(部分)
げんぺいかっせんずびょうぶ
江戸時代 当館蔵

源平合戦のうち、甲斐源氏の一族も活躍した一ノ谷合戦(神戸市)の様子を描いた屏風。

甲斐を駆ける武士たちに展示中
本ホームページで高精細画像も公開しています。

 

新製親玉おこしちらし 七代目団十郎の暫
しんせいおやだまおこしちらし ななだいめだんじゅうろうのしばらく
江戸時代 個人蔵

団十郎の出し物にあわせて考案した菓子の題箋

江戸文化の往来に展示中

 

テーマ
 今回の学芸員のおすすめ資料は、<資料で巡る山梨の旅>です。
 夏休みのお出かけは、かいじあむでお楽しみください。

展示期間
 平成23年8月17日(水曜)から10月17日(月曜)まで

展示場所
 常設展示室「江戸文化の往来」、「甲斐を駆ける武士たち」、「道がつなぐ出会い」ほか


 このほか、展示室には多くの資料が展示替えによってお目見えいたします。  新たな展示資料による新たな展示ストーリーをお楽しみください。


■終了したおすすめ資料

時代を超えて日本人の心をとらえてきた富士山。
様々な資料の中からあなたの好きな富士山を見つけてみてください。
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【展示資料の紹介】
歌川貞秀「大日本富士山絶頂之図」
うたがわさだひで だいにほんふじさんぜっちょうのず
富士山の山頂図。1860年のご縁年の頃に流行した構図。右手が甲斐の吉田口(北口)から、左手が駿河の大宮からの登り口。

道がつなぐ出会いに展示中
歌川貞秀 大日本富士山絶頂之図
富士山牛玉
ふじさんごおう
山頂に来迎する阿弥陀三尊を表した絵札。 山中を極楽浄土とする考え方を背景にして制作されたと考えられる。

信仰の足跡に展示中
富士山牛玉
蔵王権現立像
ざおうごんげんりゅうぞう
金峰山信仰の中心的な尊像である蔵王権現の木彫(山梨県指定文化財)。

信仰の足跡に展示中
石櫃(右左口区有文書及び関連資料一括)
いしびつ (うばぐちくゆうもんじょおよびかんれんしりょういっかつ)
徳川家康朱印状と羽柴秀勝朱印状を納めていた石櫃。この2枚の古文書は、江戸時代に右左口商人が持っていた特権の根拠として大切に保管されていた。(山梨県指定文化財)。

道がつなぐ出会いに展示中
徳川家康朱印状も同時展示中!
石櫃(右左口区有文書及び関連資料一括)

 

曽我物語図屏風
右隻「富士巻狩図」

そがものがたりずびょうぶ うせき ふじのまきがりず
曽我兄弟が父の仇討ちをする物語を題材とした屏風絵。右隻は源頼朝が行った富士の巻狩で、仇討ちに失敗する場面。巻狩の躍動感が展開している。

江戸文化の往来に展示中
本ホームページで高精細画像も公開しています。


曽我物語図屏風(部分)
 

テーマ
 今回の学芸員のおすすめ資料は、<富士は日本一の山>です。
 夏休みのお出かけは、かいじあむでお楽しみください。

展示期間
 平成23年6月22日(水曜)から8月15日(月曜)まで

展示場所
 常設展示室「江戸文化の往来」、「甲斐を駆ける武士たち」、「信仰の足跡」、「道がつなぐ出会い」ほか


 このほか、展示室には多くの資料が展示替えによってお目見えいたします。  新たな展示資料による新たな展示ストーリーをお楽しみください。


■ 終了したおすすめ資料

常設展「叙情の浮世絵師 歌川広重」6月20日まで開催

 

「冨嶽三十六景」で有名な葛飾北斎とともに、江戸時代を代表する浮世絵師といえば、歌川広重。広重も富士を描いたシリーズを残しています。
今回のおすすめ資料では、当館が所蔵する歌川広重の「冨士三十六景」および「不二三十六景」の中から選りすぐりの作品を展示いたします。
もちろん、江戸時代の甲斐からみた冨士も展示いたします。現在の風景と見比べてみたり、北斎との表現の違いを比較してみてはいかがでしょう?
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【展示資料の紹介】
歌川広重「不二三十六景」全36枚のうち 「甲斐夢山裏不二」  
うたがわひろしげひつ ふじ36けい ぜん36まいのうち かいゆめやまうらふじ
広重が晩年になって手がけた富士の連作。横中判。のちの「冨士三十六景」に比べて、自然な構図、繊細な色合い、穏やかで叙情的な作風。
北斎展にあわせ、広重の富士図の展示。


江戸文化の往来に展示中
歌川広重「不二三十六景」全36枚のうち「甲斐夢山裏不二」
歌川広重「冨士三十六景」全36枚のうち 「東都両ごく」  
うたがわひろしげひつ ふじ36けい ぜん36まいのうち とうとりょうごく
広重没年の安政5年に版下が完成し、翌年に出版された。縦長の画面に、遠景、中景、近景を重ねて奥行きや広がりを表現している。


江戸文化の往来に展示中
歌川広重「冨士三十六景」全36枚のうち「東都両ごく」 
木馬
もくば
武田信玄の母大井夫人の菩提寺である長禅寺に伝来する馬をかたどった玩具。


道がつなぐ出会いに展示中

木馬

 

聖観音菩薩像  
しょうかんのんぼさつりゅうぞう
三条夫人の菩提寺である円光院に伝来したと言われる像。頭部は鎌倉時代、体部は室町時代の制作とされる。


信仰の足跡に展示中


聖観音立像
 

テーマ
 今回の学芸員のおすすめ資料は、<叙情の浮世絵師 歌川広重>です。
 春のお出かけは、かいじあむでお楽しみください。

展示期間
 平成23年4月20日(水曜)から6月20日(月曜)まで

展示場所
 常設展示室「江戸文化の往来」、「甲斐を駆ける武士たち」、「信仰の足跡」、「道がつなぐ出会い」ほか


 このほか、展示室には多くの資料が展示替えによってお目見えいたします。  新たな展示資料による新たな展示ストーリーをお楽しみください。

■ 終了したおすすめ資料

常設展「山梨の春は、桃と桜と信玄公」2月23日から4月18日まで開催
 山梨の春は桜や桃が咲き誇り、甲府盆地を花の色で彩ります。
 春はまた、戦国時代を代表する武将 武田信玄にゆかりのある季節です。元亀4年(1573)4月12日に亡くなった信玄をしのんで、山梨では様々なお祭りやイベントが催されます。
 県立博物館でも、毎年恒例の武田特集で信玄ゆかりの資料を数多く展示しております。今年はさらに、山梨の春を彩る桃や桜に関する資料も展示しています。ぜひ博物館で山梨の春を満喫しながら、武田信玄と戦国の世に思いをはせてください。
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【展示資料の紹介】
小桜韋威鎧兜・大袖付(楯無鎧)復元品
こざくらがわおどしよろい かぶと・おおそでつき(たてなしよろい)ふくげんひん
平安時代の武将源義光が着用し、その子孫である甲斐源氏・武田家の家宝として伝来したという楯無鎧を制作当時の姿に復元したもの。「御旗・楯無御照覧あれ」と誓ったことには、信玄であっても背いてはならなかったといわれている。実物は国宝。

甲斐を駆ける武士たちに展示中
小桜韋威鎧兜・大袖付(楯無鎧)復元品
武田晴信書状
たけだはるのぶしょじょう
武田晴信(信玄)が、同盟関係にあった小田原(神奈川県)の北条氏康からの音信に対して、郡内地域の小山田家をとおして返答することを伝えた古文書。

甲斐を駆ける武士たちに展示中
武田晴信書状
歌川国芳
武田・上杉 川中嶋大合戦の図

たけだ・うえすぎ かわなかじまだいかっせんのず
北信濃の川中島の領有をめぐって武田軍と上杉軍が闘った川中島の合戦。
江戸時代末期には、この戦いを題材にした錦絵が、主に歌川派によってたくさん作られた。 有名な一騎打ちの場面は、武田方の甲陽軍鑑上杉方の北越軍記など、出典によって描かれ方が異なる。


江戸文化の往来奧で展示中
武田・上杉 川中嶋大合戦の図
(右)歌川広重
甲陽猿橋之図
 ※特別展示中!
こうようさるはしのず
広重が自身のスケッチと記憶をもとに描いた猿橋の図。縦長の画面を活かして、斬新な構図を用いながら、自然な景観を保ち叙情性をたたえており、広重の最高傑作ともいわれる。

道がつなぐ出会いに展示中
甲斐国金櫻神社御嶽山晩春之図
甲陽猿橋之図
(左)
甲斐国金櫻神社御嶽山晩春之図

かいこくきんぷさんかなざくらじんじゃみたけさんばんしゅんのず
金峰山山頂に至る登山道は、山梨県側からの九筋と、長野県側からの一筋が伝えられている。この図は、甲府市にある金櫻神社(御嶽山)から山頂に至る登山道を記している。境内や参道のいたるところで桜が咲いている。

信仰の足跡に展示中
 
テーマ
 今回の学芸員のおすすめ資料は、<山梨の春は、桃と桜と信玄公>です。
 春のお出かけや春休みは、かいじあむでお楽しみください。

展示期間
 平成23年2月23日(水曜)から4月18日(月曜)まで

展示場所
 常設展示室「甲斐を駆ける武士たち」、「信仰の足跡」、「戦国からのメッセージ」ほか


 このほか、展示室には武田信玄関係を中心に、多くの資料が展示替えによってお目見えいたします。  新たな展示資料による新たな展示ストーリーをお楽しみください。




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