■ 今回のおすすめ資料【年の初めはかいじあむ】 |
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お正月にちなみ、「おめでたい」、「ありがたい」資料のほか、新年の干支である戌年にちなんだ資料を取り揃えて展示しました。
年の初めは博物館で招福! |
重要文化財
聖徳太子立像
しょうとくたいしりつぞう
仁勝寺 蔵
左手に柄香炉、右手に笏を持ち(いずれも亡失)、角髪を結う童子の姿をした聖徳太子像。甲斐源氏の祖・新羅三郎義光が京都からもたらし代々武田家が伝え、その滅亡に際し勝頼の命により仁勝寺にもたらされたとの伝承がある。
※平成30年1月29日まで展示
「信仰の足跡」に展示中
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武士の食卓を再現!
祝いのお膳
いわいのおぜん
『甲陽軍鑑』の「御献立之次第」をもとに再現した本膳料理。
本来は7つの膳と菓子からなる。献立の内容より安土桃山から江戸時代初期頃に武家の婚礼に際して供されたと考えられる。
「甲斐を往き交う武士たち」に展示中
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初公開!
若尾逸平の碁盤
わかおいっぺいのごばん
若尾逸平が使用していた碁盤。甲州財閥の中心人物として知られていた若尾だが、囲碁愛好家としても有名となっていた。
「道がつなぐ出会い」に展示中
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お目出度い画題の取り合わせ
松梅図
しょうばいず
谷文晁 作
谷文晁は江戸に生まれ、狩野派や土佐派、南宗画など様々な手法を取り入れた上で独自の画風を作り上げ、江戸文人画壇の重鎮となった。画塾写山楼を開き、渡辺華山ら門人を多数輩出している。なお、本作には「甲戌冬月写 文晁」とあり、制作年がわかる。画風が円熟しつつも放逸さが示される時期の典型的な作品である。
「江戸文化の往来」に展示中
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90歳の時の揮毫
若尾逸平扇面
わかおいっぺいせんめん
甲州財閥の領袖である若尾逸平が、90歳をすぎて揮毫した扇面。若尾は筆を得意としており、明治36年(1903)6月の中央線が甲府まで開業した際には、甲府駅頭に築かれた緑門の変額に「祝開通」の文字を書き入れたのも若尾である。
「巨富を動かす」に展示中
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シンボル展も合わせてご覧ください!
『風俗画報』
ふうぞくがほう
松里村(現甲州市塩山松里)における、道祖神の渡御の様子。道祖神は天狗の面を被り、頭に馬の沓を載せ、夜着(よぎ)を着て、笏(しゃく)の代りに網杓子(あみしゃくし)を持つ。挿絵からは、人々が思い描いてきた道祖神の姿をうかがうことができる。また、このような異形の姿の根底には、新年最初の満月の晩に歳神が訪れ祝福するという民間信仰があると考えられる。
「里に暮らす」に展示中
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新年の江戸を描いた広重の作品
冨士三十六景 東都駿河町
ふじさんじゅうろっけい とうとするがちょう
歌川広重 作
広重による富士の連作。しめ飾りと門松の飾られた越後屋の店先を、新年を言祝ぐ門付芸人たちが歩いている。
※平成30年1月29日まで展示
「道がつなぐ出会い」に展示中
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お正月関連資料は、下記の表示を目印に探してみてください。
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テーマ
今回の学芸員のおすすめ資料は、<年の始めはかいじあむ>です。
さまざまなお正月や干支にまつわる歴史資料や美術作品が目白押しです。新年はかいじあむでたくさんのお目出度い資料とめぐりあってください。
展示期間
平成29年12月20日(水曜)から平成30年2月19日(月曜)まで
展示場所
常設展示室 「信仰の足跡」、「道がつなぐ出会い」、「江戸文化の往来」ほか |
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■ 終了したおすすめ資料【かいじあむ定食、召し上がれ】 |
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山梨の食文化は、ほうとうや吉田のうどんといった粉食文化のイメージがありますが、最近では「甲府鳥もつ煮」が全国的に有名になりました。また、桃やぶどうに代表されるフルーツやワインなどの特産品に彩られ、一方では山国でありながら海産物を多く消費するといった独自の食文化を育んでまいりました。
今回の「かいじあむ定食、召し上がれ」では、こうした食材や料理をはじめとした山梨の食文化にまつわる資料・作品を数多く展示しておりますので、ぜひおいしい一品を見つけにご来場ください。 |
武士の食卓を再現!
祝いのお膳
いわいのおぜん
『甲陽軍鑑』の「御献立之次第」をもとに再現した本膳料理。
本来は7つの膳と菓子からなる。献立の内容より安土桃山から江戸時代初期頃に武家の婚礼に際して供されたと考えられる。
※10月15日まで展示
「甲斐を往き交う武士たち」に展示中
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甲斐国はおさかな天国!
『さかなつくし』
さかなつくし
歌川広重(1797-1858)が天保年間(19世紀前半)に作成した連作「魚づくし」を、近代になって折本装のかたちで再版したもの。
冬が旬の「伊勢海老・芝蝦」を前半に、「かれい・かながしらに笹」を後半に展示する。
※期間限定展示
「城下町の賑わい」に展示中
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甲斐国はくだもの天国!!
甲斐叢記
かいそうき
甲斐国の地理・歴史を記した書物。「甲州八珍果(峡中八珍果)」が挿絵入りで紹介されている。八珍果とは、江戸時代の甲斐国を代表する八種類の果樹で、その内容はブドウ・ナシ・モモ・カキ・クリ・リンゴ・ザクロ・クルミ(一説には銀杏)である。誰によって選ばれたのかは不明であるが、これらが甲斐国を代表する果実であることは古くから知られていたようだ。
「里に暮らす」に展示中
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細かい飾りにも注目!
菓子袋
かしぶくろ
「東都名所之内 真乳山之雪」と題された図が描かれた菓子袋。作者は浮世絵師の歌川芳虎で、幕末から明治にかけて活躍した。「御菓子」の文字も花で縁取られ、かわいらしい仕様となっている。
※10月30日まで展示
「江戸文化の往来」に展示中
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白が勝つか、黒が勝つか
菓子袋
かしぶくろ
闘鶏に京実唐子の姿が描かれている。画のまわりを縁取っているのは菊の花であろことから、描かれている児童は菊慈童かもしれない。
※11月1日から展示
「江戸文化の往来」に展示中
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日本で2番目の国産ビールは甲府発
東日本で最初のビールラベル
さいしょのびーるらべる
甲府の野口正章の手で、東日本で最初(全国で2番目)に日本人の手でつくられたビールのラベル。
「巨富を動かす」に展示中
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明治時代のころ柿づくりの様子
大日本物産図会 甲斐国白柿製之図
だいにほんぶっさんずえ かいこくしろがきせいのず
第1回内国勧業博覧会に際して制作された、各地の名産品の情景を描いたシリーズ物の錦絵のひとつ。山梨県においてはころ柿の生産を描いた本作品と、ぶどう栽培を描いた作品が制作されている。
「変貌する景観」に展示中
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葡萄棚は山梨県の伝統的景観
大日本物産図会 甲斐国葡萄培養図(複製)
だいにほんぶっさんずえ かいこくぶどうばいようず
第1回内国勧業博覧会に際して制作された、各地の名産品の情景を描いたシリーズ物の錦絵のひとつ。常設展示室入口には、本作を大きく延ばした背景紗幕があり、江戸時代末期から明治時代初めのぶどう園のなかで写真撮影ができる。
「変貌する景観」に展示中
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食文化関連資料は、下記の表示を目印に探してみてください。
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テーマ
今回の学芸員のおすすめ資料は、<かいじあむ定食、召し上がれ>です。
さまざまな山梨の食文化にまつわる歴史資料や美術作品が目白押しです。おいしい山梨の食の世界をめぐってみてください。
展示期間
平成29年9月16日(土曜)から平成29年12月18日(月曜)まで
展示場所
常設展示室 「里に暮らす」、「城下町の賑わい」、「江戸文化の往来」ほか |
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■ 終了したおすすめ資料【ようこそ! かいじあむ動物ワールドへ】 |
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すっごーい!山梨にはこんなにたくさんの動物たちがいたんだね。かいじあむ動物ワールドには、人といっしょに働いた動物、狩りのための動物、観て楽しむ動物など、たくさんの動物たちがいるよ! |
展示室の入口にいるよ!
ツキノワグマはく製
つきのわぐまはくせい
展示室入口に展示中
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100年以上前に絶滅したオオカミのホネ
ニホンオオカミ頭骨
にほんおおかみとうこつ
笛吹市御坂町のお宅に伝わった。仏壇の上に置いてあり、子どもの夜泣きを鎮めるのに使われたとの伝承がある。関東山地周辺に見られる狼の霊力に対する信仰が山梨にも伝わっていたことを示す。鼻を中心に皮膚や筋肉がミイラ状に残っている点が特徴的である。
「山に生きる」に展示中
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聖徳太子の馬は山梨産
黒駒太子像(富士曼荼羅図)
くろこまたいしぞう ふじまんだらず
聖徳太子が甲斐の黒駒に乗って空に飛び立ち、富士山などを廻って戻ったという伝説をもとに描かれたもの。三つの峰の形で描かれた素朴な富士山と、その両側に太陽と月を描いた礼拝の要素をもつ。
※8月1日までの期間限定展示
「信仰の足跡」に展示中
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実はトラのかざりなのです!
蔵王権現立像
ざおうごんげんりつぞう
山梨県指定文化財
金峰山の信仰の主尊、蔵王権現像。右手を振り上げ、片足で立つ、通形の姿をしている。
「信仰の足跡」に展示中
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狩る側、狩られる側、いろんな動物がいます
曽我物語図屏風(右隻)
そがものがたりずびょうぶ(うせき)
『曽我物語』など、曾我兄弟の仇討ちを題材として描いた屏風。江戸時代前半の絵師岩佐又兵衛(1578〜1650)の画風を伝えており、又兵衛工房周辺において制作されたものと考えられる。右隻は源頼朝が行った富士巻狩の様子を描いており、シカ・イノシシ・ウサギなど、様々な動物が狩猟の対象となっていたことがわかる。
「甲斐を駆ける武士たち」に展示中
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鳥たちがおしゃべりしているみたいだね
花鳥図
かちょうず
椿椿山(1801〜54)は江戸時代末期の画家。幕府槍組同心で、絵を金子金陵、後に谷文晁門下の渡辺華山に師事し、花鳥画や肖像画を得意とした。淡い色彩で描かれた本作も、その特色を反映するものである。椿山は『甲斐名勝志』の挿絵制作のために甲州を訪れたと言われている。
※8月2日から展示
「江戸文化の往来」に展示中
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鵜飼いはどこにいるかな?
甲州道中図屏風(右隻)
こうしゅうどうちゅうずびょうぶ(うせき)
山梨県指定文化財
江戸から甲州道中を通って甲府へ、さらに富士川を下って身延山を参詣しながら駿河湾に到る道筋の名所旧跡48場面を描く。右隻では、桂川で鵜飼を行う場面に注目。第5扇の3段目に、松明を持った人が徒歩で川に入り、鵜を遣って漁を行う様子が描かれている。
「道がつなぐ出会い」に展示中
屏風の高精細画像はこちら
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テーマ
今回の学芸員のおすすめ資料は、<ようこそ! かいじあむ動物ワールドへ>です。
さまざまな動物にまつわる資料・作品のほか、懐かしい昭和の人と動物がともに暮らし、働いていた頃の写真コーナーも開設中です。
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蹄鉄を打つ
昭和40年(1965)ごろ 北杜市内
内田宏氏撮影 |
展示期間
平成29年6月20日(水曜)から平成29年9月11日(月曜)まで
展示場所
常設展示室「甲斐の黒駒」、「里に暮らす」、「江戸文化の往来」ほか
生息マップ
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■ 終了したおすすめ資料【レキシ・トラベル to かいじあむ】 |
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春の訪れとともに、当館のお庭のさまざまな樹木の新緑が次第に濃くなっていき、さまざまな花の色や香りを私たちに届けてくれます。
そんな山梨の春から初夏にかけては、お出掛けに最適なシーズンです。そのような季節に合わせて、当館の常設展示は旅にまつわる資料や絵画を中心に展示しております。みなさんもかいじあむでレキシ・トラベルに参加してみませんか? |
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甲州道中図屏風(左隻)
こうしゅうどうちゅうずびょうぶ(させき)
山梨県指定文化財
江戸から甲州道中を通って甲府へ、さらに富士川を下って身延山を参詣しながら駿河湾に到る道筋の名所旧跡48場面を描く。左隻では、甲府から駿河湾までの21場面が描かれており、甲府の遠景や湯村、腰懸寺(富士川町)、身延山久遠寺などの様子を見ることができる。
「道がつなぐ出会い」に展示中
屏風の高精細画像はこちら
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諸国名所之内甲州猿橋遠景
しょこくめいしょのうちこうしゅうさるばしのえんけい
※展示期間 4月19日(水曜)〜5月15日(月曜)
安藤徳兵衛(3代広重)作。明治天皇は1880年(明治13)6月18日に猿橋を渡ったが、この絵はそれ以前に描かれている。このような巡幸のようすを描いた錦絵は、近代国家の君主として、天皇の姿を一般民衆に示すために盛んに制作された。
「転換期に向き合う」に展示中
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諸国名所図会 甲斐身延路鰍澤不二川
しょこくめいしょずえ かいみのぶじかじかさわふじかわ
※展示期間 4月19日(水曜)〜5月15日(月曜)
二代広重が描いた団扇絵。鰍沢あたりの富士川沿いの街道を、旅の女性と駕籠かきが行く情景。背後には鰍沢の番所付近と思われる景観が見える。
「江戸文化の往来」に展示中
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身延山詣之図
ものぶもうでのず
※展示期間 5月17日(月曜)〜6月19日(月曜)
三代歌川豊国による錦絵で、身延詣でをする役者の姿が描かれている。江戸時代、身延山へ参詣する「身延詣」が盛んになったが、その背景として木版摺りの参詣案内や参詣絵図が作成されたことが挙げられる。
「江戸文化の往来」に展示中
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鴻ノ台図屏風
こうのだいずびょうぶ
二代歌川広重による屏風。鴻ノ台(現在の千葉県市川市国府台)は下総の国府所在地であり、江戸時代はその景観のよさで知られていた。遠景に富士の姿を、中景には帆船、そして手前には望遠鏡を片手に景色を楽しむ人々が描かれている。
「江戸文化の往来」に展示中 |
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蒸気車往復繁栄之図
じょうきしゃおうふくはんえいのず
雨宮敬次郎が経営した甲武鉄道(現在のJR中央線の新宿・八王子間にあたる)の沿線風景を描いた錦絵。小金井の桜など、当時の沿線の名所が描かれている。
「巨富を動かす」に展示中 |
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テーマ
今回の学芸員のおすすめ資料は、<レキシ・トラベル to かいじあむ>です。
展示期間
平成29年4月19日(水曜)から平成29年6月19日(月曜)まで
展示場所
常設展示室「道がつなぐ出会い」、「江戸文化の往来」、「転換期に向き合う」、ほか
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■ 終了したおすすめ資料【山梨の春は、桃と桜と信玄公】 |
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山梨の春は桜や桃が咲き誇り、甲府盆地を花の色で彩ります。
春はまた、戦国時代を代表する武将 武田信玄にゆかりのある季節です。元亀4年(1573)4月12日に亡くなった信玄をしのんで、山梨では様々なお祭りやイベントが催されます。
県立博物館でも、毎年恒例の武田特集で信玄ゆかりの資料を数多く展示しております。今年はさらに、山梨の春を彩る桃や桜に関する資料も展示しています。ぜひ博物館で山梨の春を満喫しながら、武田信玄と戦国の世に思いをはせてください。 |
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【主な展示資料の紹介】 |
武田晴信書状
たけだはるのぶしょじょう
武田晴信(信玄)が、信濃の国衆木曽氏の家臣と思われる千村右衛門尉・山村三郎次郎に対して、先に晴信が派遣した常盤壱岐守への対応の礼などを伝えた書状。
「甲斐を駆ける武士たち」に展示中
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勝軍地蔵像
しょうぐんじぞうぞう
戦勝をもたらすとして武士の信仰を集めた勝軍地蔵。甲冑をまとい馬に乗る姿である。代々武田家の崇敬篤い窪八幡神社(山梨市)縁の像と伝え、台座裏面の墨書銘から京都の仏師康清の作とわかる。
「甲斐を駆ける武士たち」に展示中
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信玄公御屋形図
しんげんこうおやかたず
武田三代の時代に、躑躅ヶ崎館(武田氏館跡)にあったといわれる建物の配置を描いた絵図。。
「道がつなぐ出会い」に展示中
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甲山峡水
こうざんきょうすい
山梨県の名所を紹介する観光ガイドブック。中央線甲府開業を機に企画され、明治39年(1906)に開催された一府九県連合共進会の際に刊行された。富士山、屏風岩、猿橋、昇仙峡、御幸祭などが挿絵で紹介されている。
「変貌する景観」に展示中
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春山明悉図(野口小蘋筆)
しゅんざんめいしつず(のぐちしょうひんひつ)
大木家滞在中の小蘋の作品で、画中款記に「春山明悉丙子三月上浣為藕船詞兄清嘱小蘋松邨親」とあり、藕船は喬命をさし、小蘋は旧姓松邨を名乗っている。小品ながらもきわめて完成度の高い優れた山水画となっている。なお、丙子三月は明治9年の3月にあたる。
「江戸文化の往来」に展示中 |
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甲州竿(塩澤コレクション)
甲府の釣り竿職人・喜楽(きらく)の釣り竿。喜楽は江戸の和竿を甲州の川に適した竿、甲州竿へと発展させ、昭和初期から50年代終わりごろまで2代にわたって続いた。ヤマメ竿、アユ竿、フナ竿、ハヤ竿などの種類がある。
「道がつなぐ出会い」に展示中 |
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テーマ
今回の学芸員のおすすめ資料は、<山梨の春は、桃と桜と信玄公>です。
展示期間
平成29年2月22日(水曜)から平成29年4月17日(月曜)まで
展示場所
常設展示室「甲斐を駆ける武士たち」、「江戸文化の往来」、「道がつなぐ出会い」、ほか
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